謎の三毛猫工房について

工房を開いた経緯を教えてください

コスプレを始めて知り合った友人D-man(だまん)さんが共同で使える作業場を見つけたと誘っていただき今後のコスプレ活動の拠点になればと思い共同出資と言う形で開きました。名目上工房やラボなんて言ってますが、実際は部室や秘密基地に近い感じです。

なるほど、三毛猫工房という名前から感じる印象と違いますね

工房を作ったというので皆さん誤解している所はあると思うですが…「三毛猫工房」というのはサークル名でここは共同の作業場なんでここは三毛猫工房ではないのです!サークル三毛猫工房の教授が略されて「三毛猫教授」なんですよ。※リクエストがありましたので大きくとりあげさせていただきました。

この工房はいつぐらいから開かれたのですか?

2015年10月ぐらいに話が出まして、D-man(だまん)さんが全てお膳立てをしていただいた上で共同で利用しています。


この作業場の利用者は2人だけですか?

主軸になっているのが代表のだまんさんで僕は副代表ですね。作業場を作る段階でここの清掃や費用的な援助をしてくれた人は初期メンバーとして使ったりはしていますね。

他にもこの作業場を使いたいという人はいますか?

結構いましたね…。パーソナルなものも置いてあるので代表と副代表の知り合いかどうかという点など色々な制約有りで対応させていただいております。

家賃とかはどうしているのでしょうか?

完全折半ですね。細かい手続き等は代表にやってもらっています。頭があがりません。

ここ以外に…家にも作業スペースはありますか?

一応ありますが…創作物は定期的に外の空気に触れさせないと劣化が激しい気がして…。箱に入れておくと変な圧がかかって変形もしやすかったりするので。
最近の創作活動について

今まで作った創作物はどのぐらいですか?

銃だけで20丁以上は作っています。それ以降数えてませんね…細かいもの入れるとちょっと分かりませんね。甲冑などかなりのパーツあると思うので。50くらいは作っていると思います。


その中で一番反響多かったのは?

今回のジークの甲冑一式は多かったですね。ありがたいことに今回の超会議で甲冑を見に来てくれる人もいらっしゃいました。よくチェックするホビー情報系のサイトにも取りあげられた時には鼻血が出そうになりました。しかし…課題が出ましたね。



課題?

甲冑の可動範囲ですね。あとウィッグのセットが熱でダメなってしまった点もありました。CPACの展示というコスプレの文化を広めるという点でももっと立ち回りがあったのかなと思います。

ゼロから始める造形講座 造形を教えてもらおう!! BTUアニメラボにて講師も務めていらっしゃいますが、今後ワークショップの開催などはありますでしょうか?

動画の反響もあり身近な方からそう言ったお話もいただいております。

近日中にも開催の予定は?

しかし実際教えるとなると広い場所や自分で1から管理するというのが難しいと思うのでそういう部分で協力してくれる人とか、ガチだと有機溶剤なども利用するので寛容な場所などが無いと厳しいと思います。

なるほど・・・なかなか制約が多そうですね。

今回ニコニコの本社で100均造形のお手伝いをさせていただいたのですが、限られた中の創作でも人が喜ぶような作れるんだなと教えられました。


この趣味で生計を立てたいですか

どうしても趣味色が強い分、この趣味で100パーセントの生計を・・・となると中々難しい部分があると感じております。創作費用ぐらいを補えるぐらいにはなりたいなと思ってはいます。

教授のように造形を始めてみたいという人は最初どのような事から始めれば良いでしょうか、アドバイスをお願いします

まずは造形物やコスプレを直に見に行く事。自分はワンフェスで実物を見たことがキッカケだったので是非どうにかして見て欲しいです。

なるほど、実際のものを見ることでイメージが膨らみますよね。

その中で自分で作れそうな物をまずは作ってみる。簡単なものでも良いので完成まで作る。完成まで作るのが大切です。あと形になっていればいいので…実際に闘うわけではないので。

実際に闘うわけではないとは?

重さなどはリアルにする必要は全然ありません。軽さは大事です。長モノになるとテコや自重やがあるので気をつけないと大変になります。コスプレはポーズもあるので。

今後の目標をお聞かせください

今後は造形以外の部分で1人のコスプレイヤーとしての印象を強く出来ればと思ってます。